自分のことなんて分からなくたっていい。 他人や社会と良い関係を築いて、 幸せに日々を過ごせるのであれば。 それでも人は「自分とは何者か?」という 何かしらの解釈を必要とする。 それが「アイデンティティ」というやつだ。 倫理の教科書なんかにも載っ…
自認を最後まで妨げたもの。 それは、「僕は本当にゲイなのだろうか」という疑念だ。 僕の場合自認するのが遅かった。 少なくとも自認する前の自分は、20歳くらいで皆自認しているのかと思っていたから、 その年になっても自分がゲイなのか分かっていない時…
当たり前のことだ。状況証拠ならそろっていた。 ゲイである証拠を突き付けられる度、僕は説得力のない弁明で僕自身の追及を軽くいなした。
人は考える動物だ。 自分の行動を自分で考えて決めることができる。 思考があり、行動がある。 当たり前だけど、「自分が何を考えているか」なんて手に取るようにわかる。 他人の心はブラックボックスだけど、自分の心なら知ることができる。 だって自分のこ…
ふとした瞬間に訪れるあの感覚。 「あれ、この光景みたことある。」 ざわっと来る感覚になぜか僕は少し不安な気持ちになる。 と同時に 「過去の自分はこの状況を予期していたのだろうか。 ついに俺も未来予知の才能に目覚めたか(真顔)」 とか思ったりもす…
テキトーな占いでさえ信じてしまうのには理由がある。 自己分析は、自分を相対化することであり、「自分と他者との差異を言語化する」ことだともいえる。 だから、「自己と他者との差異を言語化する」プロセスとしての自己分析が なぜ難しいかと言われれば、…
他人が何をどう感じているのかなんて、僕にはわからない。 僕は僕の視点からしか世界を見ることができない。 だから僕の感じ方が、他人の感じ方と違っていようとも、 そのことを本当の意味で確かめることはできない。
インスタグラムの影響だろうか。 今や気軽に動画を撮ってシェアできる時代である。 飲みの場や旅行中に、 「動画撮ろう!」 ってなるのは今や自然なことのようだ。 動画を撮られるってすごい恥ずかしくないですか? 写真を撮るだけでもちょっとした気恥ずか…
自分らしさとは何だろう。 「自分らしく生きたい」 とよく誰かが言っているし、 僕自身もなんとなくそう思う。 ただ自分らしい生き方って どんな生き方なんだろう。 「自分のことは自分が一番よく分かっている。」 と言われるけど本当にそうだろうか。
お仕事に忙殺されていたから気づかなかったのだけど、 最近、「ゲイとしての葛藤」みたいなものと縁遠くなってきたみたいだ。 なんて喜ばしい話だ。 ブログを書くネタをメモしてあるノートがあるんだけど、 ブログ始めた当初に「これ書きたい!」って思って…
夕暮れとこの街の匂い 染みついた諦めと希望 雨の中うつむいていた 少年の足取り Love is a Bird GARNET CROW - 歌詞タイム ゲイとして生きていくうえで、 最近、ちょっとした心境の変化があった。 それはどちらかというと前向きなものだ。 そして同時に恋愛…
僕は結婚をする気がない。 少なくとも女性と結婚することはないと思うし、 だからといって男性と結婚したいかと言われると、 別にあんまり望んではいないような気もする。 普通に生きていると「結婚」というものは当たり前なんだろうけど、 ゲイという立ち位…
この記事はちゃんとした根拠もなしに、 いい加減に説を提唱する記事なので、 信じるか信じないかはあなた次第ってことで。 そもそも僕は恋に落ちたことが無い。 いや、あるといえばあるのかな。 正直どこからが恋なのかはよく分かってない。 bluesmoods.hate…
日本人はシャイで内向的。 一方でアメリカ人は明るくて外向的。 だいぶ暴論だとは思うけど、 直感的に納得できる気もしないでもない。 この違いは文化的な要因だと考えるのが普通だと思うけど、 そもそも、遺伝的なものもあるんじゃないかっていうことが、最…
就活でエントリーシートに 「私は内向型人間です。」 って書く人はほとんどいないんじゃないだろうか。 内向型なのは、しばしば悩みのタネになる。 僕はこのブログで自分の葛藤や悩みを書いているけど、 ゲイであること以前に、内向型であるからこそのものが…